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香椎高校のシンボル「黒門について」

                                               

  旧制香椎中学校の「黒門」は、同中学校の創立者・第4代太田清藏氏が、東京にあった奥州中村藩の流れを汲む旧相馬子爵邸を買い取った際、その表門であった「黒門」を旧制香椎中学校初代校長・長沼賢海氏が譲り受け、昭和18年に学校の正門として移築したものである。長沼校長は「東に東大の赤門あり、西に香椎中学の黒門あり」として中学のシンボルとし、建学の士気を高め、門に「西海第一校」の額をかかげようとした。創立は太平洋戦争の時期と重なったため、門の移築は容易ではなかったようだ。ようやく移築された門も台風などのために倒壊した。

 旧制中学の卒業生を中心とする同窓会会員の中から、中学のシンボルであった「黒門」を現高校に復元し、在校生の士気高揚にも役立てたいと募金活動が行われてきた。そして、平成8年の校舎大改築完成と創立75周年記念に合わせて「黒門」を復元することになった。

                『「黒門」ものがたり』より抜粋

 


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